(日付:2025年11月7日)
差出人:川口晃弘/アキバカンパニー
連絡先:090-4320-6252 / info@akiba.company
拝啓、紅葉の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、私どもは「エンターテインメントの力」と「街歩き(ロゲイニング)」を融合させ、地域経済の活性化を実現する新たなプラットフォーム企画をご提案させていただきます。
本企画の核は、ゲームの力(クエスト)を使い、「商品やサービスに魅力があるのに、場所や立地で損をしているお店」(=儲からないお店)へ、意図的に参加者を送客することにあります。
さらに、「芸能人・人気声優のナビゲーションボイス」や「地域のエンタメ・美食情報」を組み合わせることで、単なるスタンプラリーではなく、参加者にとっての「質の高い旅行・楽しい生活」を実現し、地域経済へ大きく寄与することを目指します。
初期展開エリアとして、エンターテインメントとの親和性が非常に高い「秋葉原」を選定いたしました。つきましては、本企画の趣旨にご賛同いただき、秋葉原、ひいては東京・日本全国の地域経済を共に盛り上げる戦略的パートナーとして、ご協賛賜りたくお願い申し上げる次第です。
本企画は、参加者が「芸能人や人気声優の声」でナビゲートされながら、地域の隠れた名店(CP)を巡る体験型プラットフォームです。
企画資料に基づき、アプリをダウンロードしてから景品(お土産)をゲットするまでの流れは以下のようになります。
本企画は、まず秋葉原で小規模な実証実験(PoC)を実施し、送客効果や経済効果を徹底的に計測します。
全国展開時には、 年間約32.4億円 の経済波及効果を試算しており、貴社にはその巨大なプラットフォームの初期パートナーとしての地位をご提供できます。
秋葉原は、本企画の「エンターテインメント性(声優ボイス)」と最も親和性が高いエリアです。この地で貴社と連携することにより、以下の強固なシナジーが生まれると確信しております。
本企画の初期展開(秋葉原PoC)を成功させるため、以下の協賛パッケージをご提案させていただきます。
| パッケージ名 | 秋葉原 PoC(概念実証) 戦略的パートナー |
|---|---|
| 主な権利 |
|
| ご協賛金額 | (別途ご相談) |
この企画の核は、 ゲームの力(クエスト)を使って、特定の店舗やエリアに参加者の動線と滞在時間を意図的に設計 し、「儲からないお店にこそ、冒険者を集める」経済循環を生み出す点です。
ロゲイニング企画が日本全国で生み出す経済効果は、「ゲーム設計による消費行動の創出」 と 「経済効果の地域循環」の二層構造で構成されます。
この仕組み全体が、日本全土で年間 約645億円 (前回シミュレーションに基づく概算値)の経済効果を生み出すことになります。
前の回答で概算した経済効果(年間約32億円)を達成し、かつ「儲からないお店に積極的な送客をする」という目的を成功させるための 企画の実現可能性 と ビジネスモデル について、より深く分析します。
| 要素 | 分析 |
|---|---|
| 地域の「再発見」 | ロゲイニングは、参加者が地図やCPのヒントを頼りに地域を歩き回り、通常は通らない場所やお店を発견します。これにより、単なる観光では終わらない 深い地域体験 を提供できます。 |
| 幅広い年齢層への訴求 | CPの難易度設定や移動手段(徒歩、自転車など)を工夫すれば、競技志向の若者から家族連れまで、多様な層の集客が可能です。 |
| 低コストでの地域展開 | 大規模なインフラ投資(スタジアム建設など)が不要で、既存の道路や店舗をCPとして活用できるため、比較的 低い初期投資 で全国展開しやすいです。 |
| お店へのメリット | 来店補償なしとはいえ、純粋な 新規顧客の送客 は店舗にとって大きな魅力です。来店がきっかけでリピーターになれば、店舗の持続的な収益向上に貢献できます。 |
イベントの運営を持続可能にするために、安定した収益源が必要です。
| 収益源 | 詳細 | 期待度 |
|---|---|---|
| A. 参加費 | "最も基本的な収益源。ボリュームゾーン(1,000人/回 × 100地域)を確保すれば、年間数億円規模の安定収入源になります。" | 高 |
| B. 企業スポンサーシップ | 全国展開 と 地域貢献 というテーマは、大手企業(特に食品、飲料、アウトドア、地図アプリ関連)にとって魅力的な協賛テーマとなります。 | 高 |
| C. 地域・行政からの 補助金/助成金 |
「地方創生」「関係人口創出」「地域経済活性化」を目的とするため、国の 地方創生関連交付金 や、地方自治体からの事業委託費を獲得しやすい可能性があります。 | 中~高 |
| D. CP設置費(店舗からの協賛) | 送客によって売上増加が見込めるお店から、CPとしての 登録料や協賛金 を徴収するモデルも考えられます。来店補償がない代わりに、送客の対価として費用をいただく形です。 | 中 |
| E. イベント限定商品の販売 | 地域と連携したTシャツ、マップ、記念品などのオリジナルグッズ販売。 | 中 |
| 課題 | 解決策 |
|---|---|
| 集客と認知度の向上 | 全国規模のブランド化 と、大手スポンサーやメディアとの連携によるプロモーションが不可欠です。地域ごとの地道なSNS戦略も重要です。 |
| 運営人材の確保と品質均一化 | 全国100地域での同時並行運営には、 標準化された運営マニュアル と、各地での運営を担う人材(地域コーディネーター)の育成・配置が必須です。 |
| 「儲からないお店」の選定と連携 | 単に売れない店ではなく、 ロゲイニングのCPとして魅力があり、かつ参加者の受け入れ体制を整えられる店 を選定する基準作りと、きめ細やかなサポートが必要です。 |
| 経済効果の計測とフィードバック | 参加者の消費行動を正確に把握するため、イベント専用アプリやアンケートを通じてデータ収集し、 経済効果を可視化 して行政やスポンサーへの説明責任を果たす必要があります。 |
来店補償がない分、店舗側には以下のリスクと課題が残ります。
対策:店舗の協力意欲を高める仕組み
ロゲイニング形式の地域活性化企画 を日本全土で展開した場合の経済効果を算出するには、いくつかの仮定とステップが必要です。特に「儲からないお店への積極的な送客」という要素は、 地域経済への波及効果 を大きく左右するポイントになります。
具体的な金額算出は多くの変数を仮定する必要があるため困難ですが、経済効果の 構成要素と算出のフレームワーク 、そして 企画の狙い に基づいた効果について分析します。
イベントの経済効果は、主に「 直接効果 」「 間接効果(一次波及) 」「 二次波及効果 」の3つで構成されます。
企画に参加するために地域を訪れた人々が、現地で直接消費する金額です。これが経済効果の 起爆剤 となります。
| 項目 | 詳細 | 企画の特色を反映した計算要素 |
|---|---|---|
| イベント参加費 | エントリーフィーなど | 参加者数 × 平均参加費 |
| 交通費 | 会場までの移動にかかる費用 | 県外客/県内客の比率、平均移動距離/手段 |
| 宿泊費 | 宿泊を伴う参加者の費用 | 宿泊率(日本全土で展開なら高めに見積もる)、平均宿泊単価 |
| 飲食費 | イベント中の食事、休憩など | 「儲からないお店」への送客 により、通常より消費が増加する可能性 |
| その他消費 | お土産、地元特産品の購入など | チェックポイント(CP)が地元店舗 であることで、購入を強く促す |
直接効果によって地域の企業や事業者が潤い、それが原材料の仕入れやサービスの購入に使われることで、さらに地域内で経済活動が波及する効果です。
イベント関連事業(企画運営、会場設営など)や、一次波及効果で売上が伸びた事業者が、従業員の給与支払いや新たな雇用に使うことで発生する効果です。
この企画の最大の特色である「 来店補償を外した上での積極的な送客 」は、経済効果の 質 と 持続性 に大きな影響を与えます。
経済効果の算出からは外れますが、長期的に見ると最も重要な効果です。
日本の地方創生イベントやスポーツツーリズムの事例(ビワイチの例では年間約14.7億円、スポーツツーリズムでは1回で約30億円の例あり)を参考に、以下の 仮定 でシミュレーションを行います。
| 項目 | 仮定値 | 算出根拠/備考 |
|---|---|---|
| イベント頻度 | 年間100地域で開催 | 日本全国で週末ごとに開催を想定 |
| 1回あたりの参加者数 | "1,000人/回" | 小規模~中規模イベントを想定 |
| 年間総参加者数 | "100,000人" | "100 × 1,000人" |
| 1人あたり消費額 | "15,000円/人・回" | 参加費、飲食、土産代の合計(宿泊費を除く) |
| 宿泊率 | 20% | 日帰り圏外からの参加者を想定 |
| 宿泊者の平均消費額 | "30,000円/人・回" | 宿泊費(1泊)を加算 |
直接効果 = (宿泊者数 × 宿泊者の平均消費額) + (日帰り参加者数 × 日帰り参加者の平均消費額)
直接効果 = (20,000 × ¥30,000) + (80,000 × ¥15,000)
直接効果 = ¥600,000,000 + ¥1,200,000,000 = ¥1,800,000,000 (18億円)
波及効果の乗数
一般的に、地域イベントの経済波及効果(直接効果 $+$ 間接効果 $+$ 二次波及効果)は、直接効果に 1.5~2.0 程度の乗数をかけて算出されることが多いです。
総経済効果(試算) = 直接効果 × 乗数(仮に1.8)
総経済効果(試算) = ¥1,800,000,000 × 1.8 = ¥3,240,000,000 (32.4億円)
日本全土で年間100地域、合計10万人の参加者を集めるロゲイニング形式の地域活性化企画は、 年間で約32億円程度 の経済波及効果を生み出す可能性があります。
ポイントは、「儲からないお店への積極的な送客」によって、経済効果を地域内に広く、かつ持続的に波及させる仕組みを作ることです。
「日本全土で展開するロゲイニング企画」の成功に向けた、ステップ・バイ・ステップの 実施計画 を構築します。 この計画は、企画の核である「経済効果の創出」と「儲からないお店への送客」を達成するために、フェーズを分けて具体的に進行します。
この計画は、フェーズ0(準備) から フェーズ3(全国展開)までの4つの段階で構成されます。
この段階は、企画の持続可能性とビジネスモデルを証明するために、小規模なパイロット版(PoC: Proof of Concept)を実施し、運営の核を固める期間です。
| ステップ | 詳細なアクション | 担当/目標 |
|---|---|---|
| 0-1. 運営主体の設立 | 企画会社、NPO、または官民連携の推進組織(実行委員会)を設立。中核となる企画・営業・ITチームを配置する。 | 目標: 専任チームの設立 |
| 0-2. ビジネスモデルの精緻化 | 収益源、コスト構造、経済効果の計測方法(KPI)を決定。スポンサーシップ獲得に向けた提案資料を作成する。 | 目標: 提案書、KPI設定 |
| 0-3. PoC地域の選定と連携 | 経済効果を計測しやすい 中規模都市や観光地を1~2地域選定。自治体、観光協会、そして協力してくれそうな「儲からないお店」数軒と連携協定を結ぶ。 | 目標: PoC協力地域の確定 |
| 0-4. PoCの実施と分析 | 選定地域でロゲイニングを小規模に開催(参加者100~300人)。 参加者の消費データ、お店側の売上変化、参加者満足度 を徹底的に計測・分析する。 | 目標: PoC成功(データ収集完了) |
PoCで得られたデータを基に、全国展開に向けた体制と成功モデル(テンプレート)を確立します。
| ステップ | 詳細なアクション | 担当/目標 |
|---|---|---|
| 1-1. 全国ブランドの立ち上げ | イベントロゴ、名称、ウェブサイト、アプリ機能(地図、CP登録、ポイント管理)など、 全地域で共通利用できるブランド資産 を開発する。 | 目標: 全国共通のプラットフォーム完成 |
| 1-2. スポンサーシップの獲得 | PoCの成功事例と経済効果の試算を提示し、全国展開を視野に入れた 年間契約のナショナルスポンサー (大手企業)を獲得する。 | 目標: 年間スポンサーの獲得 |
| 1-3. 地域連携パッケージの作成 | ロゲイニングの 運営マニュアル 、自治体向け 経済効果試算ツール 、「儲からないお店」向け CPガイドライン (受け入れ準備、特典設定例など)を作成。 | 目標: 地域向けパッケージ完成 |
| 1-4. 展開地域(第1期)の募集・選定 | 全国に向けて公募を開始。意欲的な自治体や観光協会から、 5~10地域程度 を選定し、モデルケースとして集中的に支援する。 | 目標: 第1期展開地域の確定 |
確立したモデルを基に、地域運営を担う人材を育成し、開催地域を一気に拡大します。
| ステップ | 詳細なアクション | 担当/目標 |
|---|---|---|
| 2-1. 地域コーディネーターの育成 | 選定された各地域から、イベントの企画・運営・地元調整を一手に担う「地域リーダー」を募集し、本社主導で研修プログラム(運営マニュアル、リスク管理、地元交渉術)を実施する。 | 目標: 育成された地域リーダーの配置 |
| 2-2. 地域独自のCP設計支援 | 本社のガイドラインに基づきつつ、地域の歴史・文化・課題店を組み込んだ、 地域独自のCPルート の設計をリーダーと共に実施する。 | 目標: 地域の特色を活かしたコース設計完了 |
| 2-3. 第1期イベントの本格開催 | 選定された5~10地域で、地域のリーダーが主体となってイベントを本格開催。本社は品質管理とマーケティングを担う。 | 目標: 第1期イベントの成功、参加者の定着 |
| 2-4. 経済効果と課題のフィードバック | 実際の開催結果から、 「儲からないお店」の平均売上増加率 など、コアな経済効果データを収集。成功事例を次の地域に展開するためのモデルを改善する。 | 目標: 改善された運営モデルの完成 |
安定した運営モデルと収益源に基づき、目標とする 年間100地域展開 を達成し、プラットフォームとして自立・持続を目指します。
| ステップ | 詳細なアクション | 担当/目標 |
|---|---|---|
| 3-1. 拡大戦略の実施 | 成功事例と経済効果データ を武器に、全国の自治体、観光協会へ積極的な営業を展開。目標とする100地域に向けて年間開催数を拡大する。 | 目標: 年間100地域開催の達成 |
| 3-2. ITプラットフォームの強化 | イベント管理機能に加え、参加者とお店がイベント後も繋がれる コミュニティ機能 や、 デジタル地域通貨連携機能 などを実装し、リピート率を高める。 | 目標: プラットフォームの価値向上 |
| 3-3. 経済効果の外部公開 | 毎年、イベント全体で生み出した経済効果を定量的に測定し、レポートとして公開。 社会貢献と経済インパクト をアピールし、政府や社会からの信頼を高める。 | 目標: 経済効果レポートの定期発行 |
| 3-4. 海外展開の検討 | 安定した国内運営基盤に基づき、このモデルを海外の地域活性化ソリューションとして展開できないか検討する。 | 目標: 新たな収益源とブランド価値の創出 |
このステップを通じて、単なる一過性のイベントではなく、 地域経済の構造を改善する持続的なプラットフォーム として企画を確立できます。
ご提供いただいた企画資料を踏まえ、ロゲイニング形式の地域活性化アプリを「 質の高い旅行・楽しい生活を実現するエンターテインメント・プラットフォーム 」へと進化させるための機能追加案と、それを企画書に組み込むための構成要素を提案します。
コアとなるロゲイニング機能(「儲からないお店への送客」)を基盤としつつ、ユーザーの 地域滞在の質 と エンターテインメント性 を高めるための機能を追加します。これにより、アプリは単なるイベントツールから「 地域体験のコンシェルジュ 」へと進化します。
| カテゴリ | 機能追加案(アプリ内コンテンツ) | 企画書での訴求ポイント |
|---|---|---|
| 美食(食) | CP店以外の周辺優良店舗(地元で評判の 美味しい食べ物 店、名産品、隠れた名店)を、 地域リーダーが厳選 して掲載。ロゲイニングのポイントで使える 限定クーポン を配信。 | "地域消費の総額を最大化し、参加費以外の 飲食費 の増加に貢献する。" |
| お土産 | ロゲイニングで獲得したポイントを、全国47都道府県の「銘菓」や「伝統工芸品」 などの 質の良いお土産(地域産品)と交換できる機能(EC連携)。 | "地方生産者の売上を自動的に向上させ、 地域産品市場への貢献 という経済循環を創出する。" |
| エンタメ | 地域ごとの ライブ情報、漫才、祭り 、小劇場などの 質の高いエンターテインメント 情報を集約・掲載。ロゲイニングのルートから外れた場所の魅力も発信。 | "参加者の 地域滞在時間 を延長させ、 宿泊費 やその他の 二次波及効果 を高める。" |
| 機能追加案 | 詳細 | 企画書での訴求ポイント |
|---|---|---|
| プレミアムナビゲーターボイス | "芸能人や人気声優の声 で、ロゲイニングのナビゲーション(チェックポイントのヒント、到着時のメッセージ、地域紹介)を提供。" | "サブスクリプション収益 (B2C)の核となる プレミアムコンテンツ として、プラットフォーム側の直接収益を確保する。幅広い年齢層への訴求力を高める。" |
| 機能追加案 | 詳細 | 企画書での訴求ポイント |
|---|---|---|
| マスメディア・他イベント連携 | アプリ内で、 マスメディアが企画するイベント を含む、ありとあらゆる地域イベント(スポーツ、文化、祭りなど)の情報をカレンダー形式で掲載・リンク。 | "アプリを「地域の総合情報ハブ」 化し、ユーザーの継続利用と 「関係人口の創出」を促進する。大手スポンサーとの連携機会を拡大。" |
フェーズ0で実施するPoCは、企画の核である「儲からないお店への送客」が実際に経済効果を生むかを証明し、全国展開に向けた説得力のある根拠を得るための最も重要なステップです。
| 収集項目 | 詳細な計測内容 | 目的(何を証明するか) |
|---|---|---|
| 参加者の消費行動データ |
|
直接効果の算出: 1人あたりの平均消費額と、その地域内での消費比率を確定する。 |
| CP(お店)側の売上データ |
|
送客効果の証明: 「儲からないお店」への送客が、実際に経済的な効果を生んだことを定量的に示す。 |
| 地域滞在データ |
|
波及効果の予測: 宿泊・滞在時間が長くなることで、飲食費や宿泊費が増加し、二次波及効果が高まることを裏付ける。 |
| 満足度・行動変容データ |
|
持続性の評価: イベントが単発で終わらず、将来的な 関係人口 や リピーター の創出につながるかを判断する。 |
アプリの機能拡張(プレミアムボイス、エンタメ情報、物産EC連携など)を踏まえ、 PoC(概念実証)で新たに収集・分析すべきデータ項目 をアップデートします。 このデータ収集は、 「質の高い旅行・楽しい生活」の実現 が、企画の核である「経済効果の創出」と「持続性」にどう貢献するかを証明するために不可欠です。
| 収集項目 | 詳細な計測内容 | 目的(何を証明するか) | 関連する企画の拡張機能 |
|---|---|---|---|
| "参加者の消費行動データ" |
|
"直接効果の算出 :1人あたりの平均消費額と、地域内での消費比率を確定する。 追加効果 として、 地域産品市場への貢献 (EC連携による売上)を定量化する。" |
"美食・お土産(EC連携)" |
| アプリ内エンタメ利用データ |
|
"滞在時間の延長と収益源の証明 :エンタメ情報の提供が、参加者の 滞在時間延長 と 宿泊率の向上 につながることを裏付ける。また、 B2C収益モデル (サブスク)の実現可能性を証明する。" | "質の高いエンターテインメント、プレミアムボイス" |
| "地域滞在データ" |
|
"波及効果の予測 :コンテンツ充実が、飲食費や宿泊費の増加につながり、 二次波及効果 を高めることを裏付ける。" | 質の高いエンターテインメント、美食 |
| "持続性・行動変容データ" |
|
"持続性の評価 :「単なる冷やかしで終わらず」、イベントが将来的な 関係人口 や リピーターの創出 につながるかを判断する。" | 全ての拡張機能、コミュニティ機能 |
| "CP(お店)側の売上データ" |
|
"送客効果の証明 :「儲からないお店」への送客が、実際に経済的な効果を生んだことを定量的に示す。特典利用率により、 店舗の協力意欲を高める仕組み の有効性を検証する。" | "美食、ロゲイニングの核心" |
「芸能人、声優の声で案内するアプリ」という付加価値は、単なる収益源(サブスク)としてだけでなく、 参加者の満足度を高め、滞在時間と地域への愛着を深める という 無形効果(社会的・長期的効果) に寄与することを証明する必要があります。
このアップデートされた収集項目により、企画の信頼性と多角的な収益モデルの実現力が飛躍的に高まります。
全国100地域での同時並行運営を成功させるため、鍵となる「地域コーディネーターの育成プログラム」について、詳細な分析と実施計画を提案します。
このプログラムは、企画の成功要因である「儲からないお店への送客」の品質を担保し、「運営人材の確保と品質均一化」という最大の課題を克服するために必須です。
地域コーディネーター(地域リーダー)は、本社が作成した全国共通のモデル(テンプレート)に基づきつつ、地域の歴史・文化・課題店を組み込んだ 地域独自のCPルートの設計 や、イベントの企画・運営・地元調整を一手に担う、企画の成功における最重要人物です。
| 項目 | 詳細な役割 | 選定基準(求められる資質) |
|---|---|---|
| 役割 | イベント企画・運営、地元調整、地域の協力店(「儲からないお店」を含む)へのCPガイドラインの説明・支援、経済効果データ収集の実行。 |
|
地域リーダーの研修プログラムは、座学と実践を組み合わせ、運営マニュアルの内容を完全に習得させることを目標とします。
| ステップ | 研修内容(本社主導) | 達成目標 |
|---|---|---|
| I. 企画の核と理念の理解 | "ミッション研修 :なぜ「儲からないお店」へ送客するのか、来店補償なしの持続性、企画の社会的意義を深く理解させる。" | "運営目的の共有と、 地域への愛着・貢献意識 の醸成。" |
| II. 運営実務とリスク管理 | 運営マニュアル研修 :受付、ルート設定、アプリのCP登録、参加者サポート、リスク管理(保険、事故対応)。 品質均一化 の要となる。 | 全国共通の 高品質なイベント運営 を実現する。 |
| III. 地元交渉術とCP選定 | "地元交渉術研修 :自治体・商店街への提案、補助金/助成金の申請支援。 「儲からないお店」の選定基準 と、店舗への 事前研修 の方法を指導。" | "地域資源を最大限に活用し、 地元との信頼関係 を築く。" |
| IV. 経済効果とデータ活用 | "データ収集研修 :PoCで定めたデータ収集項目に基づき、「お店側の売上変化」 や 「参加者の消費行動」を正確に計測し、本社へフィードバックする方法を指導。" | イベントの 成果を可視化 し、次期イベントの 改善モデル を構築する。 |
育成プログラム実施後も、品質を維持し、経済効果を持続させるための仕組みを設けます。
この強固な育成プログラムにより、「単なる一過性のイベントではなく、地域経済の構造を改善する持続的なプラットフォーム」として企画を確立できます。
「地元交渉術」と「経済効果の計測方法」を核とした地域コーディネーター育成プログラムの詳細 を統合的にまとめました。 この分析は、全国100地域での運営品質を均一化し、かつ企画の最重要目的である「儲からないお店への送客と経済効果の創出」を確実に実現するためのものです。
地域コーディネーター(地域リーダー)は、本社理念(儲からないお店への送客) と 地域事情(地元の協力)の橋渡し役であり、その育成は企画の成否を握ります。
地域リーダーが地元の自治体や「儲からないお店」の協力・信頼を勝ち取り、質の高いCPを選定するための具体的な研修内容です。
| 研修テーマ | 詳細な指導内容とゴール | 目的(何を克服するか) |
|---|---|---|
| 企画理念の伝達研修 | 「来店補償なし」の理解と説明 :売上増加を約束するのではなく、「新規顧客との偶然の出会い」という長期的なメリットを伝達するロールプレイング。 ゴール :店舗オーナーに「 イベントが終わった後もリピーターを連れてくる仕組み 」であることを納得させる。 |
「冷やかし」リスクの払拭 :お店側に「ただ見に来るだけ」という不安を解消し、積極的に協力する意欲を引き出す。 |
| CP選定・改善ガイドライン | 「儲からないお店」の定義 :単に客が少ないだけでなく、「商品やサービスに魅力があるのに場所や立地で損をしている店」 を見極める視点を養う。 改善支援:「質の高い旅行」のための接客、お土産、特典(アプリクーポン)の工夫を指南し、店舗の 「おもなし品質」を底上げする。 |
CPの質の担保 :ただ集客するだけでなく、「また来たい」と思わせる体験を提供することで、 持続的な経済効果 を生み出す。 |
| 行政・観光協会との連携 | 「地域ソリューション利用料」の説明 :プラットフォーム利用料が「広告費」ではなく、「 関係人口創出・地域経済活性化 のための システム利用料 」であることを、行政の予算組みに沿って説明する研修。 ゴール :補助金や事業委託費の申請を支援し、 安定的なB2B収益源 を確保する。 |
公的資金の獲得 :企画の公共性と公益性を強調し、行政・観光協会からの財政支援を円滑化する。 |
「儲からないお店への送客」が本当に経済効果を生んだかを定量的に証明するため、現場でのデータ収集の精度を高めます。
| 研修テーマ | 詳細な指導内容とゴール | 目的(何を証明するか) |
|---|---|---|
| 「純粋な売上増加」の計測 | 売上データ取得の徹底 :イベント開催週とその前後週の店舗売上データを、 個人情報に配慮しつつ 、正確に比較・分析する方法を指導。 ゴール :イベントによる 純粋な売上増加額 を算出し、スポンサーへの報告書に利用できるようにする。 |
経済効果の透明性 :曖昧なアンケートではなく、 客観的な数字 で送客効果を証明し、ナショナルスポンサーや行政への説得力を最大化する。 |
| 参加者消費データの収集 | トラッキングとヒアリングの連携 :アプリ内の CPクーポン利用実績 (デジタルデータ)と、イベント終了時の 総消費額アンケート (ヒアリング)を突合させ、 平均消費額 の精度を高める。 追加項目 : アプリ内ECでの地域産品購入額 のデータ収集フローを確立する。 |
多角的な経済効果の証明 :「飲食費」だけでなく、「宿泊費」「お土産代」「エンタメ消費」といった 波及効果の広がり を定量的に裏付ける。 |
| 持続性データの収集 | 「リピート意向」と「行動変容」の計測 :イベント後の参加者に対する メールアンケート で、「この地域に再訪する可能性」や「アプリ掲載のエンタメイベントへの参加有無」を追跡する手法を指導。 | 長期的なROIの証明 :企画が 単発で終わらず 、 リピーター や 関係人口 の創出という 長期的な無形効果 につながっていることを示す。 |
この複合的な育成プログラムにより、各地域のリーダーは、本部の方針を遵守しつつ、地域に合わせた最適な運営と、厳格な経済効果の計測を両立させることが可能になります。
全国展開の資金源として重要なナショナルスポンサーを獲得するために、PoCのデータと企画の社会的意義を明確に伝える提案書が必要です。
| 構成要素 | 提案書での記載内容 | 訴求ポイント |
|---|---|---|
| 1. エグゼクティブ・サマリー | 企画の概要、目標(年間32億円の経済効果)、スポンサーにとっての最重要メリット(例:SDGs、地域貢献、全国規模でのブランド露出)を簡潔にまとめる。 | 結論先出し: 忙しい経営層が一目で企画の価値を理解できるようにする。 |
| 2. 企画の背景と目的 | 地方の経済課題、「儲からないお店」が抱える問題点を提示。本企画が「観光」と「地域内消費」を結びつける革新的なソリューションであることを説明。 | 社会課題の解決: 貴社の「地域創生」や「社会貢献」といったCSR・CSV戦略に合致することを強調。 |
| 3. ロゲイニングの特徴と実績(PoCデータ) | PoCで得られた「純粋な売上増加率」「新規顧客獲得数」などの定量データと、参加者の満足度をグラフや事例写真 を用いて示す。 | 実現可能性の証明: 「机上の空論ではない」ことを実績データで裏付け、投資リスクの低さをアピール。 |
| 4. スポンサーシップの価値 |
|
ROI(投資対効果): 金銭的リターンだけでなく、ブランド価値と社会的評価の向上という無形の利益を強調。 |
| 5. 予算と提案パッケージ | イベント運営総予算、スポンサー費用(ティア設定:プラチナ、ゴールドなど)と、各ティアで提供される具体的な権利(露出度、独占権の有無など)を明記する。 | 透明性と選択肢: 予算を明確にし、貴社の目的に合ったパッケージを選べるようにする。 |
アプリの機能拡張とPoCのデータ収集項目アップデートを踏まえ、 ナショナルスポンサー獲得に向けたスポンサーシップ提案書の主要構成要素 を精緻化します。 提案書では、単なる経済効果の試算(年間約32億円)だけでなく、拡張機能がもたらす「質の高い顧客体験」と「ブランド価値向上」の具体的なメリットを強調します。
| 構成要素 | 提案書での記載内容 | 訴求ポイント(スポンサーへのメリット) |
|---|---|---|
| 1. エグゼクティブ・サマリー | 企画概要と目標経済効果(年間約32億円)に加え、「エンタメと地域経済を結びつけ、次世代の観光モデルを創出する」というビジョンを簡潔に提示。スポンサーにとっての最重要メリットを結論先出しで提示。 | "結論先出し :貴社の SDGs/CSR戦略 と、 ブランドを通じた質の高い顧客エンゲージメント の獲得に直結することを保証する。" |
| 2. 企画の背景と革新性 | "地方の経済課題と「儲からないお店」が抱える問題点を提示。本企画が「観光」と「地域内消費」を結びつける革新的なソリューションであることに加え、「芸能人/声優ボイス」 と 「全国イベント連携」により、 単なるイベントを超えたエンタメ・プラットフォーム へと進化することを説明。" | "社会課題の解決 :貴社の地域創生への貢献を強調。 革新性 :競合他社にはない コンテンツ力と集客力 (幅広い年齢層への訴求)をアピール。" |
| 3. PoCによる実現可能性の証明 | "PoCで得られた「純粋な売上増加率」、 「新規顧客獲得数」などの定量データに加え、以下の 拡張機能による成果 を提示。" | "投資リスクの低さ :机上の空論ではないことを実績データと拡張モデルで裏付ける。" |
| "a. 顧客満足度・持続性の証明: プレミアムボイスの利用率 (サブスクリプション登録率)や、 「また来たい」というリピート意向 をグラフで示す。" | "長期的なROI :イベント後も リピーター や 関係人口 の創出につながる、持続的な効果を証明する。" | |
| "b. 消費最大化の証明:ロゲイニング参加者による アプリ内ECでの地域産品(お土産)購入実績 や、 エンタメ情報閲覧数とイベント参加の相関 を提示。" | "消費の幅と深さ :CP店以外の 飲食費・宿泊費・お土産代 といった周辺消費も促し、経済効果を広範囲に波及させていることを示す。" | |
| 4. スポンサーシップの価値とパッケージ | "a. ブランド露出(全国100地域、10万人への露出): アプリ、マップ、会場でのロゴ掲載。" | "ブランド露出 :全国規模 かつターゲットを絞った質の高いリーチ。" |
| "b. 顧客エンゲージメントの創出 : 協賛企業が選定した声優/芸能人のボイス を、特定のCP地点またはナビゲーション全体に採用する 独占的な権利 を提案。" | "独占的顧客接点 :従来の広告接触ではなく、 エンタメ体験とブランドを強く結びつける ことで、認知度と好感度を飛躍的に向上させる。" | |
| "c. 地域貢献の可視化 :貴社の協力により、 「儲からないお店」の売上が平均〇〇%増加した という実績を報告書として公開する権利を付与。" | "社会的評価の向上 :企業が「地域経済の活性化」に貢献する企業として認知されるメリットを最大化する。" | |
| 5. 予算と提案パッケージ | "イベント運営総予算、スポンサー費用(プラチナ、ゴールドなどティア設定)、各ティアで提供される具体的な権利(露出度、独占権の有無、ボイス提供権の有無など)を明確に記載。" | "透明性と選択肢 :貴社のマーケティング戦略と予算に合ったパッケージを選べるようにする。" |
この提案書は、貴社企画の核である「経済効果の創出」と「儲からないお店への送客」を達成しつつ、 エンタメ機能による収益性と顧客満足度の向上 という付加価値を明確に伝えるものです。
これらの機能拡張は、既存の「スポンサーシップ提案書」の以下の主要構成要素に組み込むことで、企画全体の価値を劇的に高めます。
この機能拡張により、企画の収益構造はより多角化し(参加費、スポンサーシップ、サブスクリプション、地域ソリューション利用料)、全国展開の成功可能性が大きく向上します。
| 支援額 | リターン内容 |
|---|---|
| 3,000円(個人) | サンクスメール+Webサイトにお名前掲載 |
| 10,000円 | アプリβ版先行体験権+限定ボイス付きデジタル冒険証明書 |
| 20,000円(法人・団体) | サンクスメール+法人・団体名を掲載 |
| 50,000円 | 「秋葉原冒険スタート権」記念イベントご招待+開発者トークセッション |
| 100,000円 | 名誉ギルドスポンサーとしてアプリ内に掲載+長寿研究寄付証明書 |
| 300,000円 (ブロンズ) |
10万円のリターン + アプリ内スポンサー一覧ページ及び公式サイトへのロゴ掲載(小) |
| 500,000円 (シルバー) |
30万円のリターン + ロゴ掲載サイズ(中)+ 貴社(店舗等)を「公式クエスト拠点」として1箇所設定可能(※要審査) |
| 1,000,000円 (ゴールド) |
50万円のリターン + ロゴ掲載サイズ(大)+ アプリ起動時スプラッシュスクリーンへのロゴ掲載(ローテーション)+ 公式SNSでのスポンサー紹介 |
| 3,000,000円 (プラチナ) |
100万円のリターン + スプラッシュスクリーンロゴ(優先表示)+ 貴社コラボの「デジタル景品(アイテム)」をアプリ内に実装 + プレスリリースでの企業名掲載 |
| 5,000,000円 (オフィシャル・サポーター) |
300万円のリターン + アプリ内特定エリア(例:秋葉原)での「サポーター」としてのロゴ常時表示 + 貴社コラボの「特別クエスト」を実装(中規模) |
| 10,000,000円 (オフィシャル・エリアパートナー) |
500万円のリターン + アプリ内主要エリア(例:東京23区、大阪市など)の「筆頭パートナー」として独占的にロゴ・企業名を表示 + 大規模コラボイベントの共同開催権 |
| 30,000,000円 (オフィシャル・インダストリーパートナー) |
1000万円のリターン + 特定の「業種」(例:飲料、交通、エンタメ等)における独占的パートナーシップ + 共同プレスリリースの実施 + コラボ音声(ナビ)の共同制作権(※キャスティング・収録費用等は別途協議) |
| 50,000,000円 (ストラテジック・パートナー) |
3000万円のリターン + アプリの冠スポンサー(例:「Rogaining Universe presented by 貴社名」)としての表示 + 海外展開時の優先的パートナーシップ + アプリ内寄付先に貴社関連の団体を追加する権利 |
プロジェクトへの協賛金は、以下の口座にお振込みください。
| 銀行名 | auじぶん銀行 |
|---|---|
| 銀行コード | 0039 |
| 支店名 | だいち支店 |
| 支店番号 | 110 |
| 口座番号 | 6419686 |
| 口座名義 | カワグチ アキヒロ |
※お振込み後、確認のためご一報いただけますと幸いです。
※企業スポンサー・協賛については個別にご案内させていただきます。