地域活性化エンターテインメントアプリ「JAPAN QUEST」。
その体験の全てと、裏側にある技術仕様をここに公開する。
本ドキュメントは、地域活性化エンターテインメントアプリ「JAPAN QUEST」における、ユーザー体験(UX)の流れと、それを実現するための機能要件・技術仕様を定義するものである。
「冒険者ギルド」 × 「推しの声ナビ」 × 「地域再発見」
詳細な体験フロー
ここが「儲からないお店への送客」の核心部分。
アプリでGPSチェックイン、または店頭QRスキャン。小~中のRP獲得。
店員との会話、ARカメラでの撮影・画像認識。中~大のRP獲得。
実際に商品を購入しレシート等をスキャン。特大のRP獲得 + 限定アバター装備。
UIはECサイト風だが、世界観は「ギルドの宝物庫」。
欲しいアイテムを選択 → ポイント消費 → 配送先入力。
システムから提携業者へ指示 → ユーザーの手元へ「戦利品」として届く。
アプリ機能要件・詳細仕様
メール/SNS認証 (Firebase Auth)、年齢確認機能 (eKYC連携または簡易認証)
※18禁エリア制限のため必須Google Maps SDK / Mapbox利用、現在地追跡、バックグラウンド取得、ジオフェンシング
※バッテリー消費対策が重要オーディオエンジン実装、状況別再生(開始/右左折/接近/到着/クリア)、キャッシュ管理
※通信量削減のためWi-Fi時DL推奨QRコードリーダー (チェックイン用)、画像認識 (特定の看板や商品を認識)
※VuforiaやML Kit活用クエスト管理(オフライン対策)、ウォレット(RP管理/寄付証明)、アバター(着せ替え/ステータス)
CP店舗情報の登録・編集 (写真、説明、位置)、店舗用管理画面 (Webブラウザ)、来店数・売上貢献度レポート
※店舗自身が情報を更新可能にマップ上でのルート作成ツール、ミッション条件設定 (写真、キーワード、購入)、報酬ポイント設定
※地域コーディネーターが使用ユーザー情報照会、不正ユーザーのBAN対応、ログ解析
景品在庫管理、配送ステータス連携、寄付金集計
※ECシステムとのAPI連携ヒートマップ (ユーザーの動線分析)、経済効果試算レポート出力
※自治体・スポンサー向けレポート用主要エンティティ概要
想定される技術的課題と対策
課題: GPS偽装アプリ等による現地に行かないチェックイン。
対策: GPSに加え、現地設置のQRコードスキャンや、特定のオブジェクトの写真撮影(画像認識)を必須とするハイブリッド判定を導入。
課題: 常時GPSと音声再生による電池消耗。
対策: 画面オフ状態での音声ガイドをメインとし、画面描画頻度を下げる「省電力モード」をデフォルトにする。
課題: 地方や建物の奥まった店舗(電波が弱い場所)でのチェックイン不可。
対策: チェックイン情報を一時的にローカル保存し、電波復帰時に送信・同期する機能の実装。
課題: 忙しい店員がゲーム対応に追われる。
対策: 基本は「QRコードを置くだけ」で完結するフローにする。店員との会話ミッションは、店舗側が「許可」した場合のみ設定可能なオプションとする。
JAPAN QUESTは、地域とエンタメをつなぐ新しいプラットフォーム。
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